ROTLAT
サブセットのROTLAT は、有限要素法を用いて回転体の振動現象の解析・予測計算をするもので、3つのモデュールから出来ています。各モデュールは以下のような諸元や現象を把握致します。
ROSTAB 安定性解析
● 固有値とモード
● Growth factors/減衰係数比
● 軸心オービットの回転方向
● 軸受反力
● 軸質量、たわみ、傾き
● 安定性(各固有値での対数減衰率、減衰係数比)と危険速度
ROSYNC 不釣合応答
● 複数点のアンバランス付加
● 振動振幅値と位相角度 (ボード線図)
● 軸受動荷重と軸各部モーメント
● 振動振幅値と軸心オービット
● 軸受及び軸受台(基礎)に伝達される力とモーメント
● 軸受台(基礎)の振動振幅値
RORESP 過渡応答
● 自重と外力、周波数応答外力、ステップ外力、漸増外力、衝撃外力
● 横振動振幅
● 軸心オービット
● 軸各部剪断荷重とモーメント
● 軸各部応力
TORSION
サブセットの TORSION も、やはり有限要素法を用いて、複数の回転体で成る系のねじり振動の解析・予測計算をするもので、これも3つのモデュールから出来ています。
TORNAT 固有振動数解析
● 減衰、非減衰
● Growth factor/減衰係数比
● 固有値振動モード
● 危険速度マップ (キャンベル図)
TORHRM 定常応答
● 振幅(変位、速度、加速度)
● 動的トルク / 動的応力
● ダンパー継ぎ手の熱消費
TORRSP 過渡応答
● 時系列動トルク
● 時系列ねじり軸応力
● 疲労寿命
BEARINGS すべり軸受
このサブセットには4つのモデュールがあります。それぞれ、市販品はもちろん、いかなる形状の軸受けでも、あらゆる潤滑の条件や潤滑剤の流れをも考慮し、近似計算を使わず、妥協を許さぬ精密な計算を行って解析します。
各モデュールで共通して求められる諸元や現象は次のようです。
● 荷重と軸心変位
● 偏心角度
● 粘性損失動力
● 軸直角ねじりモーメント
● 必要油量
● 安定性(軸受安定限界荷重)
● バネ定数と減衰係数
● 軸受間隙分布と油膜圧力分布
● 静圧孔圧力と油量
● ヒートバランスと温度上昇
各モデュールには、典型的な定形軸受の例が載せられており、テンプレートとして数値を変えて簡単に利用も出来ます。各モデュールでは次のような形状のものが容易に扱えるようになっております。
JURNBR & HYBCBR 円筒ジャーナルと円錐ジャーナル
● 円筒軸受
● 多溝軸受
● テーパーランド軸受
● ステップ軸受
● 圧力ダム軸受
● 楕円形(2円弧)またはレモン型軸受
● 食い違い軸受
● 多静圧孔軸受
THRSBR 固定Pad式とティルティングパッド式
● 平面形
● 多溝形
● テーパーランド形
● テーパーポケット形
● ステップランド形
● ステップポケット形
● ティルティングパッド形
● 組合せテーパー形
TILTBR ティルティングパッド形軸受
● ティルティングパッド形ジャーナル軸受専用のセットで
- 荷重方向 LOP、LBP等任意荷重方向
- offset Pivot形
- Preload形
- 任意の軸受幅直径比
- 任意のパッド枚数
など、いかなる形状のものでも解析します。
COBRA-EHL ころがり軸受
次の形状の型のものを解析します。
- 深溝玉軸受
- アンギュラ玉軸受
- 円筒ころ軸受
- 円すいころ軸受
- 自動調心ころ軸受
このプログラムは半径方向偏心、軸方向offset、予圧の有無、半径方向の間隙の有無、軸方向の遊び(end-play)の有無等を含んだ解析を行います。予圧も間座による定位置予圧およびバネに依るバネ予圧が解析可能です。
次のような諸元や現象が解析計算されます。
● 転動体間の荷重分布
● 応力分布
● 複数組合わせのものと、個々の軸受に対するものとの、軸受反力荷重、軸受変位
● ヘルツの接触応力
● 寿命
● 接触角度
● バネ定数(剛性)
その他、ご購入者には、次のような便利にご利用いただけるモデュールを無償で提供いたします。
VISCOS 潤滑剤
温度粘度特性のデータベースを形成し、指定温度でのあらゆる単位の粘度を計算します。更に、温度に対応した比重、比熱、heat content や熱伝導率をも考慮できます。
ROTORMAP
- 危険速度(非減衰固有値)の支持剛性線図
- 危険速度(減衰固有値)の回転数線図
- 各減衰固有値の対数減衰率(減衰係数比)の回転数線図
をグラフで提供するモジュールです。
RBTSGRAF & ARMDGraph
解析された各種dataをグラフ化して見せるためのツールです。
縦軸と横軸の組合せを任意に選んだり、表示スケールを変更したり、タイトルを自由に記入したり、することが出来ます。表示はPOLAR線図で表示したり、フーリエ解析を取り入れた周波数表示も可能です。